イギリス王室御用達に選ばれるチョコレートとは
イギリス王室御用達とは?
イギリス王室御用達(Royal Warrant)は許可制で、英国女王、エディンバラ大公、ウェールズ公によって品質を認められ、王室への納入を許可されたお店や企業が持つ令状を「英国王室御用達(ロイヤルワラント)」と呼びます。
上記の王室のメンバーは個々のお店や企業に対し一つずつだけ令状を与える事が出来ますが、
企業の方はそれぞれの王室メンバーから令状をもらい、最大3つの令状を持つことができます。
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エリザベス2世紋章 |
エディンバラ公紋章 |
ウェールズ公紋章 |
王室は5年ごとに再審査を行い、品質やサービスが基準に満たない場合は令状を取り消す事ができます。期間の途中でも認可を取り下げる事が出来るため、企業やお店は、常に最高のサービスと品質を要求されます。 倒産・撤退等の際も、令状は自動的に取り消されます。
2018年現在、洋食器、紅茶、アパレルなど、約800の企業と個人がイギリス王室御用達の栄誉を得ています。「王室御用達」と聞くと高級品をイメージしてしまうかもしれませんが、実は庶民的なお菓子、日用雑貨など地味な製品も数多く御用達とされています。
イギリス王室御用達チョコレートの特徴
イギリス王室御用達に選ばれるチョコレートの特徴とはなんでしょう?
認定されたチョコレートブランドをみてみると、
・最高品質のカカオを使用して作られている。
・すべてのチョコレートを、ハンドメイドでひとつひとつ丁寧に作っている。
など、チョコレートに対するこだわりが伺えます。
厳しい審査をクリアするためには、妥協は許されないのでしょう。
イギリスのチョコレートといえばトリュフが有名で、その味やテクスチャーはブランドによって異なります。
例えば、1875年に創業し、今でも秘伝のレシピを受け継いで作られている歴史あるトリュフチョコレートや、すべての原材料をオーガニックにこだわったトリュフチョコレートなど、ショコラティエの個性と情熱が1粒1粒に込められています。
シンプルなだけに「トリュフチョコレートを食べれば、その店のショコラティエの腕が分かる。」とも言われているそうです。エリザベス女王をはじめ、王室に認められたチョコレート。一度は味わってみたいものです。