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愛の国イタリアで作られる甘美なチョコレート。ベルギーチョコレートとの違いは?

アモーレの国(アモーレ:愛、恋人)と呼ばれることもある愛に溢れた国「イタリア」。
女性を見たら口説かないと失礼にあたると言われるお国柄なので「女性を幸せにすることこそが、俺たちの生きがい」というイタリア男たちは、女性へのプレゼントを欠かしません。
女性が喜ぶプレゼントの1つにチョコレートがありますが、イタリアのチョコレートには、どんな特徴があるのでしょうか?

イタリアのチョコレートは、香りが命!

エスプレッソコーヒーに代表されるイタリアは、チョコレートも香りや味が香ばしいものを好むようです。
そのため、カカオ豆はやや深炒りが多く、各ブランドが作るチョコレートは「香り」にこだわっています。
ベルギーチョコレートの特徴が「プラリネ」に寄っているのに対して、イタリアのチョコレートは「ジャンドゥーヤ」が主流。

プラリネ・・・焙煎したナッツ類(アーモンドやヘーゼルナッツ)をキャラメリゼして、細かくペースト状にしたものとチョコレートと混ぜ合わせたもの。チョコレートとナッツの濃厚な香りが口に広がります。

ジャンドゥーヤ・・・ナッツとチョコレートを使うという意味で、プラリネと少し似ていますが、ナッツ類をペーストにし、粉砂糖、クーベルチュールチョコレートと一種)を混ぜ合わせて、ひとかたまりに固めたものです。

両方ともナッツ類のペーストを使用していますが、大きな違いは「ジャンドゥーヤ」はチョコレートを必ず混ぜること。プラリネはチョコレートと合わせて使うことが多いというだけで、プラリネ自体にはチョコレートは使われていません。

こだわりのジャンドゥーヤが、古き時代からイタリア人を虜にしている

1817年に、イタリアで生まれたジャンドゥーヤの老舗といわれるチョコレートブランドは、植物性油脂、人工保存料、人工着色料を一切使用せずに作られた最高級品質のチョコレート。
中でも、へーゼルナッツペーストを配合した北イタリア伝統の風味豊かで口どけ柔らかなチョコレートは、今でも多くのイタリア人に愛されています。

また、1878年にイタリアのチョコレート伝統の発祥地であるトリノでアトリエを開設したチョコレートブランドは、素材にこだわり、伝統的な製法でつくったジャンドゥーヤやクレミーノをはじめ、様々なチョコレートを作っています。中でも、驚くほどなめらかな「クレミーノ・バー」は、ピスタチオやヘーゼルナッツが練り込まれたものや、ミルクとジャンドゥーヤが二層になったものなど、多数の種類があります。

甘くとろけるような「情愛」とジャンドゥーヤの食感は、とても酷似していると思いませんか?
チョコレートは、イタリア人が愛情を目で見て、触れ、食べて全身で感じることができるよう「愛を形にした食べ物」なのかもしれませんね。